格安SIMにしようと思って、「動作確認端末」を見てみたけど、自分の機種は対応してないみたい…
こんな経験ありませんか?
自分が現在利用しているスマホ端末をそのまま使って他社キャリアに乗り換える場合、基本的には、自分の端末がそのキャリアに対応している必要があります。
この記事では、動作確認端末以外の機種でも各格安SIMキャリアで利用可能かどうかを徹底解説します!
結論、自分の端末が、乗り換えしたい格安SIMキャリアで動作確認が取れていなくても、利用できる可能性はあります。
とはいえ、やはり動作確認端末だと、動作できずに利用できない可能性があるのも事実です。
この記事を読めば、動作確認端末以外の機種を格安SIMキャリアで利用する方法と、万一できなかった場合の適切な対処法が分かります!
知識があれば、万一動作しなかった場合も適切な対応が取れるので一安心です!
順番に見ていきましょう!
- 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能?
- 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? SIM入れ替え後の確認方法
- 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? 動作しなかった場合の対処法
- 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? 動作確認端末でなかった場合の端末セット購入おすすめキャリア3選
筆者の自己紹介
※本記事での料金の表記は、特に断りがない限り、税込み表記になっております。
※当記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能?
冒頭でも触れたように、動作未確認端末でも、問題なくスマホを利用できる場合もあります。
しかし、確実に無理なケースもありますので、まずは注意点と、実際に動作未確認端末にSIMカードをいれるとどうなるか解説しましょう!
- 【大前提】SIMフリー端末でない場合はSIMロック解除を確実に!
- 【大前提】2015年5月以前の端末は確実に動作しない!
- 動作確認が取れていない端末にSIMカードをいれるとどうなる?
【大前提】SIMフリー端末でない場合はSIMロック解除を確実に!
まず、どの端末を利用するにあたっても、大前提として重要なのは、SIMフリー端末以外で利用されている場合は、確実にSIMロック解除が必要です。
SIMフリー端末とは?
SIMカードを挿した際、どこのキャリアでもSIMカードを読み込めるように、SIMロックがかかっていない端末のこと。
携帯キャリアがドコモ・au・SoftBankしかなかった時代、基本的には携帯端末も、それぞれのショップで購入することが一般的でした。
その時代は、各キャリアで購入した端末は、購入したキャリアでしか利用できないように、SIMカードに「ロック」がかかっていたんですね。
これが「SIMロック」というやつです!
しかし、今では、スマホキャリアも無数にあり、1つのキャリアでしか端末が利用できないのは、消費者にとっても不利益ということで、2021年10月以降に発売された端末は全てSIMフリーになっているわけですね。
逆に言うと、2021年10月以前に、いずれかのキャリアで購入したスマホを、他のキャリアで利用する場合は、大前提SIMロック解除が必要なケースが多いです。
SIMロックの解除がされていない端末にSIMカードを挿しても、もちろんSIMを読み込みませんので注意してくださいね!
【大前提】2015年5月以前の端末は確実に動作しない!
動作未確認端末でも利用できる場合があるとお伝えしましたが、確実に動作しない端末も存在します。
大前提として、2015年5月以前に販売されたスマホ端末は、購入先以外のキャリアのSIMカードを挿しても動作はしません!
2015年5月以前はまだ「SIMロック解除」という概念がなかったので、機種を購入した端末でしか利用できないんですね…
iPhoneで言うと、6S以前の端末は、購入先以外のキャリアでは利用することは確実にできないのでご注意ください!
逆に言えば、iPhoneの場合、iPhone6S以降に発売された端末であれば、基本的にどこの格安SIMでも利用することができます。
ただし、先ほどのSIMロック解除は必要なケースがあるのでご注意を!
動作確認が取れていない端末にSIMカードをいれるとどうなる?
それでは、動作確認が取れていない端末にSIMカードをいれるとどうなるのでしょうか?
SIMカードを読み取った場合
- SIMカードを読み取ると、4本の線が立つ
- 電波の安定度によって、1本線~4本線になる
SIMカードを読み取らない場合
- SIMカードの読み取りができないと上図のような表記になる
- 「SIMカードが挿入されていません」という文字が出る場合も
SIMカードをスマホに入れると、読み込んだか読み込まないかは、すぐに分かりますね!
格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? SIM入れ替え後の確認方法
SIMカードを入れ替えて、読み込んだら、次に動作確認をしてください!
- 電話機能が使えるか確認
- データ通信が使えるか確認(APN設定)
電話機能が使えるか確認
まずは電話機能が利用できるか確認しましょう!
電話機能の確認方法は非常に簡単です。
電話機能の確認方法
- 電話アプリを開き「111」に電話
- 問題なく開通していれば「接続試験は終了です」「接続試験は正常です」のようなアナウンスが流れる
※キャリアによってアナウンスは若干異なる
電話が問題なく使えれば、データ通信ができるかの確認に移りましょう!
データ通信が使えるか確認(APN設定)
音声通話ができることが確認できたら次にデータ通信ができるか確認しましょう。
データ通信を行うためにはAPN設定が必要です。
APN設定とは?
- A(アクセス)P(ポイント)N(ネーム)の略
- スマホにインターネットの接続先を認識させる設定
- キャリアを変更の際、必ず設定する必要がある
APN設定のやり方はiPhoneかAndroidかでやり方が若干異なります。
注意すべきはiPhoneでのAPN設定は必ずWiFi環境がいることです!
iPhoneのAPN設定について詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
APN設定は1~2分で終了しますので、設定後、ネット検索をしてみてデータ通信がつながるか確認してみましょう。
格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? 動作しなかった場合の対処法
では、SIMカードを読み取らなかった場合はどうすればいいのでしょうか?
SIMカードを入れても動作しなかった場合の対処法を見ていきましょう!
- 再起動
- 機内モードのオンオフを繰り返す
- 動作確認端末を用意する
再起動
SIMカードを入れても、カードを読み込まない時はまず再起動をしてください!
対応端末かどうか以前に、SIMカードの接触が悪く、SIMカードを読み込まないことは頻繁にあります。
1度SIMカードを入れてみて、読み込まなかったから諦めるのではなく、まずは再起動やSIMカードの抜き差しをして、接触の問題ではないか確かめてみて下さい!
機内モードのオンオフを繰り返す
SIMカードを読み込まず、電源のオンオフを繰り返してもSIMカードを読み込まない場合は、機内モードのオンオフを試してみてください。
嘘みたいですが、機内モードのオンオフでSIMカードを読み込んでくれることが多々あります!
動作確認端末でSIMカードを入れても、SIMカードの接触の問題でうまく動作しないことも多いのですが、この機内モードのオンオフで解決につながることがあるんですね。
動作確認端末を用意する
電源・機内モードのオンオフを繰り返しても、SIMカードを読み取らない場合は、残念ながら、その端末でりy等することが難しい可能性が高いです。
最後の可能性としては、SIMカードの不良ということも考えられますが、動作未確認の端末の場合は、やはり「対応していなかった」と考える方がいいでしょう。
SIMカードの再発行を依頼する場合は、カスタマーセンターに連絡することになりますが、動作確認できていない端末の場合、取り扱ってくれないことも多いです。
SIM不良を疑うより、自分のスマホが対応していないことを疑えってことだよね…
ここまでくると、自分で動作確認が取れているスマホを用意するしか解決の方法はないでしょう!
動作確認端末が用意できるまで、スマホが使えないという最悪の事態に陥ってしまう可能性がありますので、その可能性も考えて、試すようにして下さいね!
格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!?動作確認端末でなかった場合の端末セット購入おすすめキャリア3選
ここまででお話したように、スマホキャリアを乗り換える際、自分の端末が動作未確認端末だった場合は、やはりスマホ端末ごと乗りかえてしまうのが最もおすすめです。
最後に、端末セットで利用するにあたり、最もおすすめキャリアを3社ご紹介します!
- IIJmio
- UQmobile
- Ymobile
IIJmio
筆者個人的には、端末のキャンペーン価格、毎月の料金、共に利用した際の最安キャリアはIIJmioで間違いありません!
IIJmioの料金プラン(ギガプラン)
- スマホ端末セットで契約する場合はギガプラン1択
- 1GB850円~20GB2,000円で利用可能
- キャンペーンで更に6カ月間440円引き
- お家のインターネットをIIJmioひかりとセットで利用すると永年660円割引
IIJmioギガプランに他社から乗り換える際の端末割引特典
- 一括1,980円で購入できるAndroid端末複数あり
- iPhone8(64GB)の中古品(美品)も1,980円で取り扱い
- ギガホプランへの乗り換え限定で、その他格安価格のスマホ複数あり
端末に拘りがなければ、端末セット契約はIIJmioが最強です!
UQmobile
端末セットで乗り換える際のおすすめキャリアの2つ目はUQmobileです!
※UQmobileで最もお得に端末購入できる方法は、家電量販店経由での購入!
キャリア乗り換えとあわせて端末購入する際は、WEBで行うより圧倒的に家電量販店で購入する方がお得に購入できる可能性があります。
中でも、土日祝などに行われていることが多い、「乗り換えイベント」時に購入すれば、今でも「端末一括1円」で端末が手に入ることも…
端末そのままでSIMのみの切り替えはWEB上での手続きがおすすめです!
UQmobileの料金プラン
【UQmobileを利用したい方必須の加入条件】
※どれか1つでも条件を満たせるならUQmobileはおすすめです!
条件①:お家のネット環境をau系の対象ネットにする
条件②:お家の電気をauでんきにする ☜ おすすめ!
- 3GB1,628円(990円)~25GB3,828円(2,970円)で利用可能
- UQmobileはお家のネットもしくは電気をセットにすべき
おうちのネット環境もしくは電気をau系にできないのであればUQmobileはおすすめしません!
Ymobile
端末セットで乗り換える際のおすすめキャリアの最後はYmobileです!
※Ymobileで最もお得に端末購入できる方法は、家電量販店経由での購入!
大前提として、スマホ端末もセットでYmobileに乗りかえる際は、家電量販店経由が圧倒的におすすめです。
UQmobile同様、特に土日祝日のイベント時には、通常なら考えられないような内容のオファーが受けられたりします。
端末そのままでSIMのみの切り替えはWEB上での手続きで問題ありません!
Ymobileの料金プラン
【Ymobileを利用したい方必須の加入条件】
※どれか1つでも条件を満たせるならYmobileはおすすめです!
※特に条件①を満たせるのがベスト(条件②の場合は1台目が割引適応されないため)
条件①:お家のネット環境を割引対象のSoftBank系回線にする
条件②:家族で2台以上Ymobileに加入する
- 3GB2,178円(990円)~25GB3,780円(2,970円)で利用可能
- Ymobileはお家のネットを割引対象のSoftBank系回線にすべき
家族割の場合は1台目のYmobile料金には割引適用されないため、SoftBank系回線とのセット割の方がお得です!
格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!?スマホのプロが徹底解説:まとめ
ここまでの内容をまとめます。
本記事の内容
- 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能?
①【大前提】SIMフリー端末でない場合はSIMロック解除を確実に!
②【大前提】2015年5月以前の端末は確実に動作しない!
③動作確認が取れていない端末にSIMカードをいれるとどうなる? - 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? SIM入れ替え後の確認方法
①電話機能が使えるか確認
②データ通信が使えるか確認(APN設定) - 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? 動作しなかった場合の対処法
①再起動
②機内モードのオンオフを繰り返す
③動作確認端末を用意する - 格安SIMは動作確認端末以外でも利用可能!? 動作確認端末でなかった場合の端末セット購入おすすめキャリア3選
①IIJmio
②UQmobile
③Ymobile
結論、動作確認が取れていない端末でも、問題なく使えるケースもありますが、それなりのリスクがあるのも事実です。
乗り換えを検討しているキャリアのサイトで、自分のスマホ端末の動作確認が取れていないなら、動作確認が取れている端末に端末ごと乗りかえてしまうのがベストだと言えるでしょう!
とにかく安く、お得に端末を乗りかえたい場合はIIJmio、端末に拘りたい方は、条件を満たした上で、家電量販店経由でUOmobile、Ymobileがおすすめです!
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