楽天モバイルの無料利用ができなくなったけど、安く持てる良い方法とかないの?
2022年11月より楽天モバイルのプランが一新され、無料で利用することができなくなりました。
以前は、1~3GBまでの利用であれば無料利用が可能でした。
この改変により、楽天モバイルから他のキャリアに乗り換えた人も多くいらっしゃったみたいですね。
確かに、無料で利用できなくはなりましたが、楽天モバイルは今も尚、持つことのメリットは多数あります。
この記事では、楽天モバイルを今よりも更に安く持てる究極の方法を伝授します!
結論、楽天モバイルを更に安く利用するためには、povoとデュアルSIMで併用するのが一番です。
特に、毎月のデータ利用料が6GB程度の方にとってはうってつけの方法です!
また、この記事を読んで、使い方を実践すれば、楽天モバイルの最大の欠点である、通信エリアの問題もカバーでき、快適なスマホライフを楽しめること間違いなし!
ちなみに、毎月20GB以上利用し、音声通話も頻繁に使われる方はahamoと楽天モバイルの組み合わせもおすすめです。
- povoと楽天モバイルを併用するための基礎知識
- povoと楽天モバイルを併用する理由3選
- 【パターン別】povoと楽天モバイルを効率よく併用する方法
povoと楽天モバイルを併用するにあたっては、デュアルSIMの知識が必要です。
「デュアルSIMについて初めて聞いた」という方はこちらの記事も参考にして下さい。
それでは順番に見ていきましょう!
筆者の自己紹介
料金の表記は、特に断りがない限り、税込み表記になっております。
※当記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
povoと楽天モバイルを併用するための基礎知識
povoと楽天モバイルを併用するにあたって、それぞれのプランを理解することが欠かせません。
まずは2キャリアの基礎知識を理解しましょう!
- povo基本情報
- 楽天モバイル基本情報
povo基本情報
povoはauのサブブランドで、格安SIMの中で唯一、基本料金無料で利用できる回線です。
povoの基本情報
項目 | 料金/内容 |
---|---|
基本料金 | 0円 |
データ容量 | トッピングにより追加 |
データ追加 | トッピングにより追加 |
データ容量0GBの 場合の通信速度 | 128kbps |
SIM種類 | 音声SIM |
回線 | au |
かけ放題料金 | 5分かけ放題550円/無制限かけ放題1,650円 ※トッピングにて追加 |
通話料金 | 22円/30秒 |
5G回線 | |
テザリング | |
eSIM | |
初期費用 | 0円 |
契約解除料金 | 0円 |
支払い方法 | クレジット |
povoの使い方は特殊で、基本料金は0円、使い方に応じて、データ容量やかけ放題、コンテンツ見放題などのトッピングを適宜追加して利用していきます。
povoのトッピング一覧
データ・通話・サポート・コンテンツ4つのトッピングがあり、povoのアプリから必要に応じて購入します。
また、povoでは、データトッピング以外にも「ギガ活」という無料でギガを追加する方法があります。
ギガ活とは?
- 対象店舗でのau PAY支払いもしくは、お店利用でデータカードを受け取る
- au PAY支払いの場合は、povoHPよりエントリー要
- ギガ活で得たギガは有効期限あり
ローソンなど、日常的に利用する店舗で一定額のお買い物をau PAYでするだけで、ギガが付与されるというpovo独自のサービスです。
対象店舗やギガがもらえる条件は、お店毎に異なりますので。詳細はpovo公式HPよりご確認下さい。
最後に、povoを利用する上で重要な注意点を見ていきましょう!
povoの注意点
180日間、トッピングを一切利用しない、もしくは通話・SMSで660円以上利用しなければ、利用停止や契約解除されてしまう。
- 180日利用がなくても即時の利用停止・契約解除はない
- 利用停止前にメール/SMSにて、「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が送られてくる
- 停止前までにトッピングを追加すれば契約解除は免れる
- 停止後30日以内にトッピングをしなければ契約解除となる
※停止後はpovoの回線が切断される
※WiFi接続にて停止後30日以内にトッピングすれば契約解除は免れる
デュアルSIMで、副回線的にpovoを利用する場合、povoの回線は契約しているだけで何も利用しないケースもあると思います。
しかし、この契約解除ルールが存在するため、全く何も利用しないというのはアウトなので、うまくトッピングを利用して契約解除になるのは避けましょう!
ギガ活でギガが付与されても、契約解除の対象となりますのでご注意を!
楽天モバイル基本情報
続いて楽天モバイルの基本情報です。
楽天モバイル基本情報
項目 | 料金/内容 |
---|---|
基本料金 | 1,078円/2,178円/3278円 |
データ容量 | ~3GB/3GB~20GB/20GB~ |
データ追加 | 1GB660円 |
データ超過後速度 | 1Mbps |
SIM種類 | 音声SIM |
回線 | 楽天 |
かけ放題料金 | 15分かけ放題1,100円(3ヶ月無料) |
通話料金 | 22円/30秒 |
5G回線 | |
テザリング | |
eSIM | |
初期費用 | 0円 |
契約解除料金 | 0円 |
支払い方法 | クレジット/口座 |
楽天モバイルは、利用したデータ容量(ギガ数)に応じて料金が変動するプランです。
音声通話は、15分かけ放題プランがありますが、楽天LINKという専用のアプリ経由であれば、24時間通話料金無料で利用できます。
また、楽天モバイルを利用することで、楽天市場でのポイント倍率がアップする特典もあるので、楽天ヘビーユーザーにとっては、恩恵が非常に大きいです。
楽天モバイルを利用することでの楽天ポイントの付与、実質無料で楽天モバイルを利用する裏技については、こちらも参考にして下さい。
povoと楽天モバイルを併用する理由3選
ではなぜ、povoと楽天モバイルを併用するのがいいのか、その理由を解説していきましょう!
- 低コストで楽天モバイルのエリア問題をカバーできる
- 低コストで障害時など緊急時の代理回線にできる
- 低コストで電話番号が2つもてる
低コストで楽天モバイルのエリア問題をカバーできる
楽天モバイルは、楽天回線エリアとパートナー回線エリアがあり、パートナー回線エリアでの通信容量は5GBに制限され、5GBを超えると1MBの低速回線に切り替わるという特徴があります。
楽天回線エリアでは、ギガは無制限で利用できます。
そこで活躍するのがpovoの回線です。
パートナー回線エリアでの通信頻度が多く、5GBの制限に達してしまった場合、低速回線に切り替わります。
ちょっとした検索ぐらいなら問題ありませんが、動画を見る、アプリをダウンロードする必要がでてきた場合、サブ回線のpovoで、ギガを必要なだけトッピングするわけですね!
楽天モバイルのエリア問題は、ユーザーからすれば、切っても切れない問題なので、povoで補うことができればとても便利です!
低コストで障害時など緊急時の代理回線にできる
近年、スマホキャリアで問題になっているのが、通信障害。
特に最近は、キャリア毎順番に通信障害が発生しているようなイメージですよね。
そんな通信障害時に活躍するのも、povoの回線です。
povoはなんといっても、未トッピング時は基本料金が生じません
つまり、平常時は楽天モバイルの回線だけ利用していれば、povoを持っていても、月額料金はかからないわけです。
万一、楽天の回線に障害が生じて通信ができなくなった時は、povoのデータトッピングが非常に有効です。
低コストで電話番号が2つもてる
povoも楽天モバイルも音声SIMのみの提供となるため、「併用する=電話番号が2つもてる」ということになります。
デュアルSIMで利用する場合、デュアルSIM対応端末でDSSS以外の認識パターンであれば2つの電話番号で発着信もできます。
仕事とプライベートでスマホを使い分けたいけど2台持ちは面倒。
そんな方にはまさに、おすすめの組み合わせです。
デュアルSIMで2つの番号を利用する際の最初設定方法について詳しく知りたい方はこちらを参考にして下さい。
【パターン別】povoと楽天モバイルを効率よく併用する方法
povoと楽天モバイルの併用は、相性が良いということが分かったところで、具体的に2つのキャリアを効率よく併用する方法をパターン別に紹介します。
併用する上での前提条件が2点あり、前提条件を満たした上で、利用するギガ数に応じたおすすめの利用方法となるので、同じようにやってみて下さい!
- 【前提条件①】通話は楽天LINKで0円通話
- 【前提条件②】0~3GBまでは楽天モバイルのデータ通信のみ
- 【パターン①】月3GB~6GBまで利用の場合は3GB超過分povoでトッピング
- 【パターン②】月6GB~20GBまで利用の場合は楽天モバイルのデータ通信のみ
- 【パターン③】月20GB~23GBまで利用の場合は20GB超過分povoでトッピング
- 【パターン④】月23GBを超えて利用の場合は楽天モバイルのデータ通信のみ
【前提条件①】通話は楽天LINKで0円通話
まず、povoと楽天モバイルを併用する上での前提条件の1点目です。
前提条件①
通話回線は楽天モバイルで利用する
povoも楽天モバイルも、それぞれの電話番号を使った通常の電話だと、30秒22円の通話料が生じます。
しかし、楽天モバイルの回線で、楽天LINKというアプリ経由での通話であれば、24時間通話料金無料で電話をすることができるわけですね。
「仕事とプライベートで電話番号を分けていて、両方の番号をヘビーに利用する」という方以外は、基本、楽天LINKでの通話がおすすめです!
楽天LINKはアプリなので、電話する際も、まずはアプリを開いて、そのアプリを使って電話します。
何が言いたいかというと、デフォルトの発信回線を、povo・楽天モバイルどちらに設定していたとしても、楽天LINKを使って電話をする際は、相手には、楽天モバイルの電話番号が表示されるのです。
意味が分かりません・・・
要は、デュアルSIMで2つの電話番号を利用する際、最初にスマホ側でどちらの回線を主に利用するかを設定します。
例えばその際、povoの回線をデフォルトで利用する回線として選んだ場合は、楽天LINKではない通常の電話をかけると、相手のスマホには、povoの回線番号が表示されます。
デフォルトで利用する回線を変更しない限り、最初に選んだ回線の番号で電話発信をするわけですね。
ただ、デフォルト回線でpovoを選んでいたとしても、その状態で、楽天LINKアプリ経由の電話をすれば、相手には楽天モバイルの電話番号が表示され、通話料も無料になります。
つまり、楽天LINKアプリを使うと、デフォルト回線をpovoに設定していても、楽天回線を利用した通話ができるので、回線の切り替えをせずとも、2つの電話番号を使い分けられるわけです!
楽天LINKを使うことで、2つの電話番号を自在に使いこなせるてことだね!
2つの番号を使い分けて両方の回線で電話をしようと思っている方にとってはとても便利です!
【前提条件②】0~3GBまでは楽天モバイルのデータ通信のみ
次に、povoと楽天モバイルを併用する上での前提条件の2点目です。
【前提条件②】
0~3GBまでは楽天モバイルのデータ通信のみを使う
これは、データ通信、いわゆるギガを使う際に、どちらの回線を優先的に利用するかという話です。
結論、少なくとも3GBまでは楽天モバイルの回線を使うようにしましょう!
楽天モバイルは使わなくても、3GBまでの利用は一律1,078円の料金がかかります。
つまり、0GB使おうが3GB使おうが料金は一律1,078円。
だったら、少なくとも3GBまでは楽天モバイルの回線を利用しないと損ですよね!笑
音声通話と同じく、データ通信についても、最初にどちらの回線をデフォルトで利用するのかを設定するので、楽天モバイルを選びましょう!
【パターン①】月3GB~6GBまで利用の場合は3GB超過分povoでトッピング
前提条件①②を満たした上で、ここからはデータ容量別での最安の利用方法を解説していきます。
まずは、利用ギガ数が月3GB~6GBまでの利用の場合です。
月3GB~6GBまで利用時の併用方法
- ~3GBまでは楽天回線を利用(1,078円)
- 3GB以降は楽天回線を利用すると料金がアップ(2,178円)するため、povoのトッピングを利用
- povoの追加トッピングは利用するギガに応じて選択
- 4GB利用→データ追加1GB(7日間)390円
楽天モバイル1,078円+povo390円=1,468円 - 5GB利用→データ追加1GB(7日間)390円✕2回=780円
楽天モバイル1,078円+povo780円=1,858円 - 6GB利用→データ追加3GB(30日間)990円
楽天モバイル1,078円+povo990円=2,068円
3GB~6GBまでであれば、楽天モバイルで3GB超えの料金2,178円で利用するより、povoのトッピングと併用した方が毎月の利用料金を節約することができるんですね!
しかも、この使い方だと、povoのトッピングを使うので、180日停止ルールを回避できる!
【パターン②】月6GB~20GBまで利用の場合は楽天モバイルのデータ通信のみ
次は月6GB~20GBまでの場合の立ち回り方です。
結論月6GB超え20GB未満で利用する場合は、povoのトッピングは使わず、楽天モバイルのみで利用した方がお得になります。
月6GB~20GBまで利用時の併用方法
- 月6GBを超えてくると、povoのトッピングより、楽天モバイルのみ(2,178円)がお得
- 楽天回線の電波不良、またはパートナー回線エリアで低速モードになっていれば、povoも併用
6GBを超えた時点で20GBまで利用の場合は、基本楽天モバイルのみを利用する方が料金的には最も節約できます。
ただし、月途中で6GBまでしか利用しないと思っていて、povoのトッピングをしたものの、結果、6GBを超た場合は、トッピング分のギガ数が無駄になるのでご注意を!
【パターン③】月20GB~23GBまで利用の場合は20GB超過分povoでトッピング
月20GBを超えて23GBまでの利用の場合は、楽天モバイルとpovoを併用しましょう!
月20GB~23GBまで利用時の併用方法
- ~20GBまでは楽天回線を利用(2,178円)
- 20GB以降は楽天回線を利用すると料金がアップ(3,278円)するため、povoのトッピングを利用
- povoの追加トッピングは利用するギガに応じて選択
- 21GB利用→データ追加1GB(7日間)390円
楽天モバイル2,178円+povo390円=2,568円 - 22GB利用→データ追加1GB(7日間)390円✕2回=780円
楽天モバイル2,178円+povo780円=2,958円 - 23GB利用→データ追加3GB(30日間)990円
楽天モバイル2,178円+povo990円=3,168円
20GBを超えると、楽天モバイルの料金プランだと次の段階に値上がりするので、23GBまで利用の場合はpovoのトッピングを併用する方が節約できるんですね。
20GB~23GBまで利用時も、povoのトッピングを使うので、180日停止ルールを回避できる!
【パターン④】月23GBを超えて利用の場合は楽天モバイルのデータ通信のみ
最後は月23GBを超えての利用の場合です。
結論、23GBを超えて、ヘビーにデータ容量を利用する場合は、楽天モバイルのみで利用するのが最も節約できます。
月23GB以降利用時の併用方法
- 月23GBを超えてくると、povoのトッピングより、楽天モバイルのみ(3,278円)がお得
- 楽天回線の電波不良、またはパートナー回線エリアで低速モードになっていれば、povoも併用
23GB超えでヘビーにデータ通信を行う場合、理想は楽天モバイルのみのデータ使い放題で利用するのが一番です。
しかし、エリア問題など、データ通信が快適に利用できない場合は、povoのトッピングで補いましょう。
1ヶ月23GBを超えるかどうかで、トッピングの有無、利用料金が変わってきます。今月は○GBまでと決めて余分な料金を支払わないようにしたいですね。
【楽天エリア外でも快適!】povoと楽天モバイルを併用するススメ:まとめ
ここまでの内容をまとめます。
本記事の内容
- povoと楽天モバイルを併用するための基礎知識
①povo基本情報
②楽天モバイル基本情報 - povoと楽天モバイルを併用する理由3選
①低コストで楽天モバイルのエリア問題をカバーできる
②低コストで障害時など緊急時の代理回線にできる
③低コストで電話番号が2つもてる - 【パターン別】povoと楽天モバイルを効率よく併用する方法
①【前提条件①】通話は楽天LINKで0円通話
②【前提条件②】0~3GBまでは楽天モバイルのデータ通信のみ
③【パターン①】月3GB~6GBまで利用の場合は3GB超過分povoでトッピング
④【パターン②】月6GB~20GBまで利用の場合は楽天モバイルのデータ通信のみ
⑤【パターン③】月20GB~23GBまで利用の場合は20GB超過分povoでトッピング
⑥【パターン④】月23GBを超えて利用の場合は楽天モバイルのデータ通信のみ
楽天モバイルだけを利用するより、povoを併用した方が、節約もできるし、緊急時の保険になります。
また、楽天モバイルの電波状況が良くない場合は、データ通信ではpovoを中心に利用し、楽天モバイルは楽天LINKの通話専用に特化して利用するのもアリです!
povoのかけ放題トッピングは1,650円なので、楽天モバイルを3GB未満で契約している方が安くかけ放題が利用できるんですね!
※povo1,650円VS楽天モバイル1,078円
楽天モバイルだけ利用しているものの通信回線が遅くて困っている、どこか安いスマホプランを探しているという方はぜひ試してみて下さい。
また、格安SIM全般について詳しく知りたい方は、スマホのプロである筆者が選んだおすすめ格安SIM20選を紹介していますので、こちらも参考にして下さい。
あなたにあったスマホプランと出会えることを、心より願っております!
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