データ専用SIMって、どうやって使うのがいいの?
音声通話ができないデータSIMですが、どのような使い道があるのか、あまり知られていません。
そこで、この記事では、通信業界で働くスマホのプロが、データ専用SIMの最適な使い方を解説します!
この記事を読めば、データSIMの使い道が分かり、更に安く通信費を抑えることができるようになります。
結論、データSIMを使いこなせば、毎月のスマホ代を含む通信費用を劇的に安くすることができます!
みなさんもこの記事を読み、データSIMをうまく使いこなして下さいね!
- データSIMの使い方とは?まずはデータSIMの特徴を解説
- 【スマホのプロが解説!】誰でも分かるデータSIMの最適な使い方
- データSIMの使い方、利用するまでの流れを解説
- データSIMの使い方が分かったら・・・データ通信専用SIMの最安料金を公開
筆者の自己紹介
順番に見ていきましょう!
料金の表記は、特に断りがない限り、税込み表記になっております。
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データSIMの使い方とは?まずはデータSIMの特徴を解説
データSIMの最適な使い方を知るために、まずは、データSIMの特徴を理解する必要があります。
- 利用用途はデータ通信のみ
- 通話ができる音声SIMより料金が安い
- SMSが利用できるデータ専用SIMも
利用用途はデータ通信のみ
データSIM最大の特徴は、その名の通り、データ通信のみしか利用できないことです。
データ通信とは?
- インターネット検索、動画視聴などに消費する「ギガ(GB)」のこと
- 決められた容量を消費すると、低速モードに切り替わる
- データ容量(ギガ数)に応じて、基本料金が異なる
データ通信とは、いわゆる「ギガ」のことで、検索をしたり、動画を視聴する際に消費されます。
データ容量は契約時に選ぶことができ、当たり前ですが、ギガ数が高くなればなるほど、基本料金も高額になりますよね。
契約したギガ数を消費すると、低速回線に切り替わり、翌月まで通信が制限されます。
低速回線になると、ネット検索でさえ、遅くてストレスになるよね。
通話ができる音声SIMより料金が安い
データSIMは、音声通話ができませんが、音声SIMに比べると、料金が安いのも特徴です。
音声SIMとデータSIM料金の違い(IIJmio)
- 音声SIM(音声eSIM)850円~2,000円
- データSIM740円~1950円
- データeSIM440円~1,650円
IIJmioは音声SIMとデータSIM、更にデータ専用のeSIMプランもありますが、データ専用eSIMプランが最も安く利用できることが分かります。
SMSが利用できるデータ専用SIMも
データSIMでも、キャリアによってはSMS(ショートメッセージ)が利用できます。
先ほどのIIJmioでもSMSが利用できるプランがありましたよね!
音声SIMとデータSIMの間の料金ですが、IIJmioの場合は音声SIMの料金とほとんど変わらないですね。
キャリアによっては、データSIMと同料金でSMSも利用できる場合もあります!
同料金であれば、SMS機能もあったら嬉しいですね!
【スマホのプロが解説!】誰でも分かるデータSIMの最適な使い方
データSIMの特徴が理解できたら、いよいよデータSIMの最適な使い方を解説していきます!
- デュアルSIMの1キャリアとして利用
- タブレットで利用
- モバイルルーターとして利用
デュアルSIMの1キャリアとして利用
データSIMは音声通話ができない分、通常のSIMよりも料金が安いです。
この「安さ」をうまく利用する方法がデュアルSIMの1キャリアとして使うという方法です。
デュアルSIMとは?
1つの端末で2キャリアを併用すること
デュアルSIM対応端末であれば、1つのスマホで2つのSIMを利用することができるので、1つを料金の安いデータSIMを入れ利用するという使い方です。
デュアルSIMについて詳しく知りたい方は以下も参考にして下さい。
タブレットで利用
タブレットでは通話ができないため、タブレット契約している方の多くは、ドコモ/au/SoftBankでスマホとセットでデータシェアをしているケースがほとんどです。
しかし、「スマホとセットで利用する使い方は料金が高くなりがち」という、問題点があります。
そこで、タブレットには格安SIMのデータSIMを入れて使うのがうってつけです。
データ通信だけだと、20GBでも千円台で利用することができたりします。
タブレットが紐付いているから、なかなか他社に乗り換えできなかったんだよね・・・
3大キャリアでタブレットとセットで利用していると、一旦スマホとタブレットをプランの中で切り離したり、タブレットを解約しないと他社に切り替えるられません。
電話番号継続で利用するためのMNP予約番号が発行できないからです!
そんな理由もあって、高額のスマホ代を支払い続けている方も多いですが、タブレットは解約してしまって、タブレット単体で格安SIMのデータ専用SIMを入れた方が、コスパ的にも絶対にお得です。
使っていたタブレットがSIMフリー端末なのか、また、変更先の格安SIMで対応しているかの確認は必須ですが、条件さえ整っているなら、データSIMを有効活用しましょう!
モバイルルーターとして利用
発想としては、タブレットにデータSIMを入れることと似ていますが、モバイルルーターに入れて利用するのも使い方の1つです。
モバイルルーターとは?
- データSIMを入れて利用
- モバイルルーターよりWiFiを飛ばして利用
- 楽天市場やアマゾンで購入可能
- モバイルルーターがデータSIMに対応しているかの確認必須
モバイルルーターと言えば、外にも持ち歩けるWiFiとして月額5,000円ほどで契約できるイメージがありますが、端末を用意すれば、格安SIMを入れて、同様に利用することができます。
もちろん、モバイルルーターでは通話はできませんのでデータ専用SIMで良いわけですね!
タブレットと同様、使いたいSIMカードに対応しているか確認した上で購入するようにして下さい!
データSIMの使い道は、意外とありますので、うまく活用してみましょう!
データSIMの使い方、利用するまでの流れを解説
スマホにしてもタブレットにしてもモバイルルーターにしても、データSIMを利用するまでの流れは基本的に同様です。
- データSIMが使える端末を用意
- SIMロック解除
- データSIMを入れて初期設定
データSIMが使える端末を用意
まずはデータSIMを利用するための端末を用意します!
データSIMを利用するための端末例
- スマホ
- タブレット
- モバイルルーター
基本的にはこれら3端末になるでしょう!
各格安SIMキャリアのHPより、端末が対応しているかどうかの確認をしておきましょう。
SIMロック解除
特に、以前から他キャリアで利用していた端末をそのまま利用する場合は、SIMロックがかかっているかの確認が必要です。
SIMロックとは?
端末を購入したキャリアのSIMカードでしか利用できないよう、端末にロックをかけること
例えば、ドコモで契約した過去のiPhoneに他のキャリアのデータSIMを入れる場合、SIMを入れ替える前に、ドコモ側でかかっているSIMロックを解除する必要があります。
SIMロックはドコモショップ、もしくはMy docomoのサイトから簡単に解除できますが、ショップでやってもらった場合は1台あたり3,300円の手数料が取られますので、可能な限り自分で実施することをおすすめします!
2021年10月以降に発売された端末は原則SIMフリー端末のため、SIMロック解除は不要です。
データSIMを入れて初期設定
SIMフリーの状態の端末が用意できれば、SIMカードを端末に差し込みます。
SIMカードを入れると、APN設定という、プロファイルのダウンロードが必要になります。
SIMカード挿入後の初期(APN)設定
- 送られてくるSIMカードに同封されている初期設定のガイドを確認
- iPhone、iPadの場合はプロファイルのダウンロードにWiFi環境が必須
- eSIMでの契約の場合、プロファイルのダウンロードにWiFi環境が必須
APN設定とは、これから使う端末を、契約したキャリアのアクセスポイントで利用するための設定です。
どのキャリアで契約しても、必ず初期設定の手順書が同封されているので、それに沿って設定を進めて下さい。
iPhone、iPadの設定、eSIM契約での設定にはWiFi環境が必須です!
設定自体は非常に簡単ですが、SIMロックがかかったままであったり、そもそも端末の動作確認が取れていない場合は、SIMカードを読み取りませんのでご注意下さいね。
データSIMの使い方が分かったら・・・データ通信専用SIMの最安料金を公開
データSIMの使い方が分かったところで、最後に格安データ専用SIMの中で、10GB、20GBを利用する際の最安SIMキャリアをご紹介します!
また、データ専用SIMを提供しているキャリアも網羅していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- REMOモバイルのデータ専用SIM
- その他データ通信専用SIMの料金
REMOモバイルのデータ専用SIM
REMOモバイルは、ドコモ回線を使ったデータSIMを専門で扱っている格安SIMキャリアです。
結論、10GB/20GBのデータ通信専用SIMの中では、断トツに安いキャリアと言えるでしょう!
REMOモバイル10GB、20GBプラン
- 10GBプラン:990円
- 20GBプラン:1480円
今ならリモ割適用で、永年割引価格で利用できます。
デュアルSIMの1キャリアとしてや、タブレットに入れて利用すれば、1,000円程度で外でもデータ通信が利用できるようになるので、かなりお得ですよね!
REMOモバイルについて、更に詳しく知りたい方は、以下も参考にして下さい!
その他データ通信専用SIMの料金
REMOモバイル以外にも、格安SIMキャリアでデータ通信専用SIMを提供しているキャリアはあります。
キャリアによっては、特定アプリがギガフリーで利用できたりSMSが追加料金無しで利用できるキャリアもありますので、要チェックです!
その他データ通信専用SIMの料金
- IIJmio
2GB440円~ - NURO Mobile
3GB627円~ - mineo
1GB880円~ - AEON MOBILE
1GB528円~ - HIS Mobile
1GB440円~
データ専用SIMを提供しているキャリアの更に詳しい情報については、以下を参考にして下さい!
【スマホのプロが解説!】誰でも分かるデータSIMの最適な使い方:まとめ
ここまでの内容をまとめます。
本記事の内容
- データSIMの使い方とは?まずはデータSIMの特徴を解説
①利用用途はデータ通信のみ
②通話ができる音声SIMより料金が安い
③SMSが利用できるデータ専用SIMも - 【スマホのプロが解説!】誰でも分かるデータSIMの最適な使い方
①デュアルSIMの1キャリアとして利用
②タブレットで利用
③モバイルルーターとして利用 - データSIMの使い方、利用するまでの流れを解説
①データSIMが使える端末を用意
②SIMロック解除
③データSIMを入れて初期設定 - データSIMの使い方が分かったら・・・データ通信専用SIMの最安料金を公開
①REMOモバイルのデータ専用SIM
②その他データ通信専用SIMの料金
データSIMは使い方によっては、今のスマホ代を更に安くできる可能性を秘めた代物です。
通話ができないという特徴をデュアルSIMで補ったり、そもそも音声通話を必要としない端末(タブレットやモバイルルーター)で利用すれば効果絶大ですね!
データSIMを使いこなして、更なるスマホ代の節約を試みて下さいね!
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